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ホームページのリニューアル期間はどれくらい?進め方と全体の流れ

2026.07.23
ホームページのリニューアル期間はどれくらい?進め方と全体の流れ

「そろそろホームページを作り直したい」と思ったとき、最初に気になるのは費用と、もうひとつ、「どれくらいの期間がかかるのか」ではないでしょうか。

期間が読めないと、社内の稟議も、繁忙期を避けた着手時期の調整も、公開に合わせたキャンペーンの準備もできません。にもかかわらず、制作会社の見積書には金額は書いてあっても、スケジュールの中身までは意外と書かれていないものです。

この記事では、ホームページのリニューアルが実際にどんな流れで、どれくらいの期間で進むのかを整理します。「なんとなく数ヶ月」ではなく、どの工程に時間がかかり、何が遅れの原因になるのかまで見えると、社内の段取りがぐっと組みやすくなります。

規模ごとの、おおまかな期間の目安

まず全体像です。ページ数や機能によって幅はありますが、目安としては次のように考えると外しません。

  • 小規模(10ページ前後・情報の作り直しが中心):おおよそ1〜2ヶ月
  • 中規模(20〜40ページ・構成から見直し、写真も撮り直す):おおよそ2〜4ヶ月
  • 大規模(多階層・採用や商品の専用ページ、機能追加を伴う):おおよそ4〜6ヶ月以上

ここで言う「期間」は、契約してから公開までの全体です。デザインや実装といった、いわゆる「作っている時間」だけを指しているわけではありません。むしろ後述するとおり、作る前の準備と、途中の確認のやり取りが、期間全体を大きく左右します。

なぜ幅があるのか。ページ数や機能の差はもちろんですが、それ以上に「今あるサイトをそのまま作り直すのか、それとも目的から考え直すのか」で必要な時間がまるで変わるからです。デザインだけを新しくするなら早い。ですが問い合わせを増やしたい、採用に使いたいといった目的があるなら、その目的に合わせてホームページの中身そのものを組み直す時間が要ります。そして多くの場合、リニューアルの動機はまさにその「目的」の側にあります。

進め方を、5つの工程で分解する

リニューアルは、大きく5つの工程に分けられます。それぞれで「何をするのか」「誰が動くのか」を押さえておくと、どこで時間がかかるのかが見えてきます。

1. 要件の整理(数日〜2週間)
何のために作り直すのか、誰に見てほしいのか、公開後に何が起きてほしいのかを言葉にする工程です。地味ですが、ここが曖昧なまま進むと後半で必ず手戻りが出ます。制作会社任せにできない、発注側がいちばん頭を使うべき部分です。

2. 設計・構成(2〜4週間)
どんなページを、どんな順番で並べるか。どのページで何を伝え、どこへ誘導するか。いわゆる「サイトの間取り」を決める工程です。デザインの前にここが固まっていると、後の作業が一気に速くなります。

3. デザイン(2〜4週間)
ここでようやく見た目が形になります。トップページの方向性を決めてから、下層ページへ展開していくのが一般的です。

4. 実装(3〜6週間)
デザインを実際に動くサイトに組み上げる工程です。スマホでの見え方の調整や、問い合わせフォームの動作確認もここで行います。

5. 確認・公開(1〜2週間)
全ページの文言や表記をチェックし、リンク切れや誤字を潰して、公開に備えます。公開当日も、ドメインの切り替えなど段取りが必要です。

こうして並べると、「デザイン」と「実装」という、いわゆる制作らしい工程は全体の半分ほど。残りは準備と確認です。ここを軽く見積もると、あとで帳尻が合わなくなります。

期間を延ばすのは、たいてい「原稿」と「確認待ち」

見積書の想定どおりに進まない案件には、共通する原因があります。制作会社の作業スピードではなく、発注側で発生する2つの待ち時間です。

ひとつは原稿と写真。ページに載せる文章、サービスの説明、実績や事例、社員の写真──これらは制作会社では用意できません。発注側が出すものです。「文章はあとで」と着手すると、デザインが完成しても中身が空のまま止まります。実際、公開が遅れる案件のかなりの割合が、この原稿待ちです。

もうひとつは社内の確認。デザイン案や原稿をチェックして、修正の方向を決める。この判断が「来週の会議で」「役員に確認してから」と積み重なると、1回あたり数日の遅れが工程ごとに発生します。5工程あれば、それだけで2〜3週間は変わってきます。

逆に言えば、この2つに手を打てば、期間はかなり読みやすくなります。原稿の担当者を最初に決めておく。確認の返事は「◯営業日以内」と社内で握っておく。それだけで後半の失速を防げます。文章づくりそのものに不安があるなら、原稿や写真の準備を一緒に進めてくれる体制があるかどうかを、会社選びの段階で確認しておくと安心です。

着手前に決めておくと、後半が軽くなること

リニューアルを気持ちよく進める会社は、共通して「作り始める前」の準備がうまい傾向があります。特に次の3つを着手前に決めておくと、後半が驚くほど軽くなります。

  • 公開したい時期の理由:「なんとなく年内に」ではなく、展示会に合わせたい、採用の募集に間に合わせたいといった理由があると、逆算してスケジュールが組めます。
  • 社内の窓口をひとりに絞る:関係者が多いほど確認は遅くなります。判断を集約する担当を決めておくと、やり取りが速くなります。
  • 今のサイトの不満を書き出しておく:「見た目が古い」だけでなく、「問い合わせが来ない」「スマホで見づらい」など具体的に挙げておくと、要件整理の工程が半分の時間で済みます。

こうした準備は、公開後の運用にまで自動でつながる工夫と組み合わせると、さらに効いてきます。たとえば更新のたびに外注が発生しない仕組みや、問い合わせ対応の一部を人手をかけずに回す仕組みまで見据えておくと、「作って終わり」にならないサイトになります。

まとめ

ホームページのリニューアルは、小規模なら1〜2ヶ月、目的から見直す中規模なら2〜4ヶ月が目安です。ただしこの数字は、原稿の準備と社内の確認がスムーズに回ることが前提。工程そのものより、その周りの段取りで期間が決まります。

大事なのは、着手してから慌てないこと。公開時期の理由、社内の窓口、今の不満──この3つを先に決めておくだけで、後半の進みがまるで変わります。焦って始めるより、準備に少し時間をかけたほうが、結果的に早く、いいものが公開できます。

自社の場合はどれくらいの期間になりそうか、まずはざっくり見立てを知りたい、という段階でも構いません。お気軽にご相談ください。スケジュールの組み方から、一緒に整理していきます。

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