ホームページを訪れた人が、最初に目にするのは「スクロールせずに見える範囲」——いわゆるファーストビューです。実は、問い合わせが増えるかどうかの大半は、この最初の一画面で決まります。
なぜなら、訪問者の多くは数秒で「自分に関係があるサイトか」を判断し、関係なさそうだと感じた瞬間に閉じてしまうからです。どれだけ下のほうに良いことが書いてあっても、そこまで読まれません。今回は、その最初の一画面を「問い合わせにつながる画面」にするための作り方をお伝えします。
ファーストビューに必ず入れるべき4つの要素
問い合わせを生むファーストビューには、最低限この4つが必要です。
- 誰のための、何の会社か(一言で)
- そのサービスで何が良くなるのか(相手のメリット)
- 信頼できそうだと感じる要素(実績・専門性・顔が見える等)
- 次に何をすればいいか(問い合わせ・診断などのボタン)
この4つが、スクロールせずに伝わること。これがゴールです。逆に言えば、ここが曖昧なサイトは、内容が良くても成果が出ません。
よくある「もったいない」ファーストビュー
実際の中小企業のサイトで、よく見かける惜しいパターンを挙げます。
1. キャッチコピーが社内向けの言葉になっている
「最高品質をお届けします」「地域に貢献します」——こうした言葉は、書いた本人は満足しますが、読む人には何も伝わりません。訪問者が知りたいのは「自分にとって何が良くなるのか」です。主語を「自社」から「お客さん」に変えるだけで、伝わり方が大きく変わります。
2. きれいな写真だけで、言葉が無い
おしゃれな風景写真やイメージ画像が大きく出ているけれど、「何の会社なのか」がパッと分からない。これは非常にもったいない状態です。デザインは伝えるための手段であって、目的ではありません。
3. 「次にどうすればいいか」が無い
サービス内容は分かったけれど、問い合わせボタンが下のほうにしか無い。興味を持った瞬間に行動できる場所が無いと、人は「あとで」と思い、そのまま忘れます。行動のきっかけは、興味を持った場所のすぐそばに置くのが鉄則です。
自分のサイトをチェックする方法
難しく考える必要はありません。次の手順で、今すぐ確認できます。
- 自分のホームページを開く
- スクロールせずに、最初の画面で手を止める
- 「初めて見た人」になったつもりで、3秒だけ眺める
- 「何の会社で、自分に何の得があって、次に何をすればいいか」が分かるか
もし一つでも「分かりにくいかも」と感じたら、そこが改善ポイントです。
まとめ:最初の一画面を、たった一つの問いで点検する
ファーストビューに入れるべきは、①誰の何の会社か ②どんなメリットがあるか ③信頼できる要素 ④次にすべき行動、の4つでした。
そして点検は、たった一つの問いで足ります。「初めて来た人が、3秒で『自分ごと』だと感じられるか」。これだけです。
私たちがホームページを作るときも、まずこの最初の一画面の設計から始めます。見た目より先に「誰に・何を伝え・どう動いてもらうか」を固める——その考え方はWeb制作のページでも詳しくお伝えしています。
「うちのサイトの最初の画面、これで伝わっているだろうか?」と気になった方は、無料の相談で一緒に見直すこともできます。今のホームページの改善点を客観的に知りたい場合は、HP無料診断もご利用ください。
