お役立ち情報 ・ 7月 6, 2026

Googleで「会社名+地域」で見つけてもらうために、最低限やること

Googleで「会社名+地域」で見つけてもらうために、最低限やること

「うちの会社、名前で検索してもちゃんと出てくるのかな」。ふと気になって、スマホで「自社名+地域」を打ち込んでみたことはないでしょうか。地図が出て、その下に自社サイトがきちんと並んでいれば合格です。でも、他社の情報が先に出てきたり、古い電話番号が表示されたり、そもそも地図に載っていなかったり——そんな状態のまま放置している会社は、想像以上に多いものです。

ここで大事なのは、いわゆる「SEO対策」で難しいキーワードの順位を競う話ではない、ということです。「会社名+地域」は、すでにあなたの会社を知っている人、あるいは名刺やチラシで名前を見て確かめようとしている人が打つ言葉です。つまりほぼ確実に会いに来てくれる見込み客。この一番おいしい入口で取りこぼすのは、あまりにもったいない。今日はその土台を、優先順位をつけて整理します。

まず「地図に正しく載っているか」を無料で直す

「会社名+地域」で検索したとき、多くの場合まず表示されるのは地図とお店・会社の情報カードです。これはGoogleビジネスプロフィール(旧・Googleマイビジネス)という無料サービスの領域で、ここが整っているかどうかで第一印象が大きく変わります。

やることはシンプルです。まず自社の情報がすでに登録されているかを確認し、なければ登録する。すでにある場合は「オーナー確認」をして、自分で編集できる状態にします。そのうえで、次の基本情報を最新かつ正確にそろえます。

  • 正式な会社名(略称や旧社名で登録されていないか)
  • 住所と地図ピンの位置(実際の入口とずれていないか)
  • 電話番号(携帯から固定に変えた、などの変更が反映されているか)
  • 営業時間(祝日や臨時休業も含めて)
  • 業種カテゴリ(一番近いものを主カテゴリに)

地味に思えるかもしれませんが、ここがずれているだけで「電話がかかってこない」「別の場所に人が来てしまう」といった実害が出ます。しかも直すのは無料で、かかる時間は30分ほど。費用対効果でこれ以上のものは、ほかにありません。効率の悪い遠回りをする前に、まずここを埋めてしまいましょう。

会社名は「サイトのどこを見ても分かる」状態に

次に見直したいのが、自社サイト側の書き方です。Googleは、あなたのサイトが「どの会社の、どの地域のサイトなのか」を、ページの中身から読み取っています。ところが意外と多いのが、トップページのキャッチコピーは立派なのに、肝心の正式な会社名と所在地がどこにも明記されていないというケースです。

最低限、次の3つは押さえてください。

  1. 全ページの下部(フッター)に、正式名称・住所・電話番号を載せる。会社概要ページだけでなく、どのページから来た人にも分かるようにします。
  2. 会社概要ページを1枚きちんと作る。名称、所在地、代表者名、事業内容、連絡先。この基本情報が整っているだけで、検索エンジンにも訪問者にも「実在する、ちゃんとした会社だ」という信頼が伝わります。
  3. タイトルタグに会社名と地域を入れる。ブラウザのタブや検索結果に出る青い見出しの部分です。「株式会社〇〇|〇〇市のWeb制作」のように、名前と場所が一目で分かる形にします。

このあたりは、サイトの構造をどう組むかという話とつながってきます。土台からきちんと作りたい、あるいは今のサイトが古くて手を入れづらいという場合は、Web制作の考え方も参考にしてみてください。

「実在する会社だ」という手がかりを、外にも置く

Googleは、そのサイトだけを見て判断しているわけではありません。あちこちに散らばった情報が一致しているかどうかも、信頼の手がかりにしています。専門的には「サイテーション」と呼びますが、難しく考える必要はありません。要は、自社の名前・住所・電話番号が、いろいろな場所で同じ表記になっているか、という話です。

たとえば、業界団体のサイト、地域の商工会議所の会員一覧、SNSのプロフィール欄、ポータルサイトの掲載情報。これらに載っている自社情報が、電話番号ひとつとってもバラバラだと、Googleは「どれが本当なんだろう」と迷います。逆に、どこを見ても同じ表記でそろっていれば、「この会社は確かに存在する」と判断しやすくなります。

ここでのコツは、表記ルールを1つ決めて、それに統一することです。「株式会社」を前につけるのか後ろにつけるのか、番地は「1-2-3」なのか「一丁目2番3号」なのか。細かい話ですが、こういう不統一こそ、あとから直そうとすると膨大な手間になります。最初に決めておけば、それだけで無駄な作業がまるごと消えます。

SNSやプロフィール整備までまとめて手を入れるなら、発信の切り口を含めたコンテンツ制作の視点で見直すと、情報の統一と発信を一度に進められます。

口コミと更新で「生きている会社」に見せる

土台が整ったら、最後にひと押しです。地図の情報カードには、口コミが表示されます。ここに最近の投稿がいくつかあるだけで、見る人の安心感はまったく違います。星の数を気にしすぎる必要はありません。「ちゃんとやり取りが生きている会社なんだ」と伝わることのほうが、はるかに大切です。

無理に依頼して回るのは、売り込みと同じで気が進まないもの。それなら、対応がひと段落した気持ちのいいタイミングで「もしよかったら」と一言添える程度で十分です。もらった口コミには、短くていいので返信をつける。この積み重ねが、じわじわ効いてきます。

投稿機能で、新しいお知らせやちょっとした実績をたまに載せておくのも効果的です。とはいえ、こうした細かい更新を毎回手で回すのは、地味に時間を食う作業でもあります。定型的な部分は仕組みで軽くしてしまう——そんな発想が向いていそうなら、AI業務自動化の考え方が役に立つはずです。手間をかけるべきところと、省いていいところを分けるのがコツです。

まとめ:順位を競う前に、土台を埋める

「会社名+地域」で見つけてもらうためにやることを、優先順位順に並べると次のようになります。

  1. Googleビジネスプロフィールを登録し、基本情報を正確にそろえる(無料・最優先)
  2. 自社サイトのフッターと会社概要に、正式名称・住所・電話番号を明記する
  3. 外部の各所に載っている自社情報を、1つの表記ルールで統一する
  4. 口コミと投稿で「生きている会社」に見せる

派手な施策はひとつもありません。でも、この土台ができていない状態で難しいSEOに手を出すのは、穴の空いたバケツに水を注ぐようなもの。まず穴をふさぐほうが、ずっと効率がいいのです。しかも上の1〜3は、ほとんどお金をかけずに今日から始められます。

「うちのサイト、今どうなっているんだろう」と少しでも気になったら、まずは現状を知るところから。無理な営業のご連絡はしませんので、お気軽にご相談ください。一緒に、取りこぼしのない入口を整えていきましょう。

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